思春期パニック症候群:19歳、コンビニで「これ死ぬかも」って思った日

パニック・メンタル

いま思えば笑えるところもあるんですが、当時の私は本気で「これ、死ぬかも」って思ってました。
同じような“わけのわからない不安”を経験した人の、ひとつの体験談として置いておきます。(※私の場合です)

思春期パニック症候群(はじまりの話)

はじめて、わたしが体調不良を感じたのは、19歳。

専門学校で知り合った彼氏が一人暮らししている部屋へ車で遊びに行くとき、途中でコンビニに寄りました。彼氏の家で一緒に食べようと、おやつや飲み物を選んでいたら、急にわけのわからない不安感が。

驚いて、商品棚から目線をあげ、「なにこれ?あれ?」っと、パニックに。

そしたらソワソワしだして、居ても立っても居られない感覚になりました。慌てて外へ出ました。

なんだか呼吸がおかしいです。吸っても吸っても吸えない感じ。はじめてで、どうしていいのかわからず、怖かった。

体調おかしいなと思い、買い物もできずに車に乗りました。運転は出来ました。でも、わけのわからない不安感が襲ってきていました。


彼氏の部屋で「わたしおかしい」

車を停めて、彼氏の部屋へ。

泣きそうになりながら、「わたしおかしい。なんか体調が変」と伝えました。彼氏はキョトンとしていました。

病院へ連れて行ってほしいと言いました。そして母へ電話をしました。

「なんか体調がおかしい。どうしよう」とパニックでした。母は「病院へ行きなさい」と言いました。

わたしは彼氏に「病院へ連れて行って」と言いました。

彼氏は「わかった。カップラーメンを食べたら連れて行く」と言いました。

でも、わたしはそんな悠長なこと言わないで、すぐに行きたいと懇願しました。たぶん、過呼吸気味だったと思います。


病院へ。私は必死で深呼吸してた

彼氏はわかったと言い、車に一緒に乗りました。車で15分くらいの大きい病院へ行きました。

呼吸が苦しく感じたので、「息を吸わなきゃ」と、車の窓を開けて何度も深呼吸をしました。息が吸いにくい、吸わなきゃと必死でした。

今ならわかります。反対のことをしていました😅
過呼吸気味なので、もっと酸素を吸ったらアカンやないかーい!と今なら笑えますが、その時は必死でした。

たぶん専門学校は冬休みかな、忘れましたが、平日でした。


神経内科の待合で、横になれなかった

病院は混んでいました。内科と神経内科が隣り合わせにありました。内科はめちゃくちゃ混んでいました。

なので、早く診てもらいたくて、神経内科の方へ行きました。

「しんどいので早く診てほしい」と受付に訴えました。病院の待合椅子に上半身を横たえました。看護師さんが問診に来てくれました。

「なんかわからないけど、しんどい」と言いました。「早く診てほしい」と言いました。

どれくらいの時間を待ったのかも、早くしてくれたのかも、彼氏がそばにいたのかも、記憶にはないです。

名前を呼ばれて診察室に入って、看護師さんが「しんどかったら横になっていいよ」とベッドに案内してくれました。

でも、わたしは横になれませんでした。しんどいのに。

ソワソワして、不安で、怖くて、横になってなんかいられないという感じでした。

なので医師が来るまで、ベッドの上に足を上げて、座った状態で待ってました。


医師が来た瞬間、スーッと治まった

医師が来ました。

そしたら不思議なことに、今までのしんどさ、怖さ、息苦しさの全てがスーッと治まりました。

わたしは、「アレっ???エッ???しんどくない…」ってなりました。

医師に「しんどいの治りました」と言いました。ケロッと治りました😀

医師は真剣な顔をしていました。わたしはバツが悪い気持ちになりました。

医師はわたしに色々聞きました。
「こんなことは初めてか?」
「どういう症状だった?」
「いつから?」

わたしは答えました。

そして医師は、「ここ数年、もしくは最近、なにかストレスやしんどいことはなかったか」と聞きました。

ありました。山ほどありました。

引っ越し、母との喧嘩、父の会社の経営不振、愛犬の死。彼氏が出来たが、彼氏には彼女がいた。でも分かれて、わたしと付き合うことになった…など、色々です。


診断と、「一生治りません」

話を聞いて、医師は「思春期パニック症候群」と診断しました。

これからもそういう症状が出てくると思う、呼吸が苦しくなったら過呼吸というものなので、苦しいから息を吸うのではなく、(当時のやり方、今はだめみたい)紙袋をいつも持っておいて、苦しくなったら紙袋を口にあてて呼吸をしなさい、酸素を吸い過ぎないように、吐いた二酸化炭素を吸うように、と言いました。

そして「ゆっくりしなさい」と。

わたしは「またこんな苦しくなるのですか?」と不安になりました。「これは治りますか?」と聞きました。

医師は「一生治りません」と言いました。

わたしは絶望感に襲われました。もう治らないの?と。


今から35年前。当時はまだ知られてなかった気がする

今から35年前の話です。その当時はそういう認識でした。

そして、思春期パニック症候群、パニック症候群、予期不安、不安症などの病気は、まだ世間にはあまり知られてなかったと思います。

今は、めちゃくちゃ認知されていて、「わたしパニ系やねん😀」と普通に言えますが(笑)、その当時はめちゃくちゃ深刻でした。

そして、その後三年間苦しみました。

#パニック症候群 #過呼吸 #予期不安 #初発エピソード

📁このテーマの記事一覧:この記事上下のカテゴリー名から読めます

コメント

タイトルとURLをコピーしました