不登校の最中って、「つらさ」だけじゃなく、胸がきゅっとなる出来事も、静かな発見も混ざってくる。
うちはこの2つの出来事が、いまも印象に残っています。
登下校の時間がしんどくて、外に出られなかった息子
不登校の間、切ない話はある。
でも息子の側面はそれだけじゃなくて、楽しいことや幸せなこともたくさんありました。
今日は、その中でも「ちょっぴり切なかった」ほうの話を2つだけ。
息子は、みんなが登下校する時間には外に出たくないと言って、外出しないことが多かったです。
小学生の頃の「放課後に友達と遊ぶ」とは、同じ“外に出る”でも意味が違う年頃になっていました。
雪の朝4時、ひとりで遊びに行った日
ある冬の日、めずらしく雪がふりました。
朝方雪が積もり、息子は雪で遊びたいと言って、朝4時頃に自転車で出かけました。
まだ薄暗いし、こんな時間だし、心配だから着いていくと言いました。
でも息子は「すぐに帰ってくるから、ひとりで行く」と言って出掛けました。
わたしは携帯電話を持って行って、本当にすぐに帰って来て、と念を押しました。
15分くらいで帰ってくるかなと思ったけど、帰ってきません。
わたしは外へ出て、帰って来ないかなと、息子が自転車で行った方向を見つめていました。
ほどなくして息子が帰ってきて、ホッとしました。
「楽しかった?どこへ行ったの?」と聞くと、息子はこう言いました。
いつも行く公園に行った。
帰ろうとしたら警察に声をかけられて、色々聞かれた。
中学生とわかって、早く帰りなさいと言われた。
わたしは、ただ楽しかっただけで帰ってこれたら良かったのに、と思いました。
でも、警察がパトロールしてくれているから、よかったなとも思いました。
フリースクール面接で「これは無理だな」と感じたこと
教育相談は週に1回で頻度が少ないので、フリースクールを紹介されました。
そこも居場所として行けたらいいなと思い、面接へ行きました。
もう使われなくなった幼稚園を改装してフリースクールにしている場所でした。
説明を聞きながら、言葉の端々に「最初から決めつけられている」感じがして、わたしはここは無理だなと思いました。
はっきり何か言われたわけじゃないのに、身体が先に反応した、というか。
帰ってから教育相談の〇さんに話して、確認してもらったら、やはりそう思ってしまった、とのことでした。
行かなくて本当に良かった!!!と思いました。
面接って、行ってみないとわからない。自分の肌で感じないとわからない。そういうことがある。
「真面目なタイプ」と言われて、恥ずかしくなった
教育相談の〇さんは、息子はとても真面目なタイプだと言ってくれました。
わたしは「そうですか?学校行ってないのに?」と聞き返しました。
そしたら〇さんは、こう言ってくれました。
学校へ行かずに外へワーッと遊びに行く子どももいる。
息子さんは家に居るでしょう。
学校に行ってないから外で遊んではダメ、と思っている考え方は、とても真面目ですよ。
学校に行ってないのに真面目、って、わたしは一瞬理解できなかった。
でも、言われてみたら、ほんまにそうで。
わたしのほうが勝手に「こうあるべき」を背負って、息子を見ていたのかもしれない、と恥ずかしくなりました。

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