スローステップ。「一度できた」から次へ行かない、と決めた日

不登校と子育て

『一段で十分』 『進んだら休んでいい』 『待つ時間も成長』 『比べなくていい』 『信じて、見ている空気』

教育相談での、わたしたちのスローガンは 「スローステップ」 でした。

親は、子どもが一度学校へ行けた。
一度なにかができた。
そうなると「もう大丈夫!できる子だ」と安心して、すぐ次の課題をさせようとします。

でも、教育相談で言われたのは、そこじゃなかった。

一度学校へ行けた。だから次も行ける、ではない。
一度学校へ行ったこと自体が、その子にとって大きなエネルギーだったかもしれない。
そのために、もう疲れているかもしれない。
疲れたら休まなければいけない。

あぁ、本当にそうだと思いました。

「学校に行って座ってるだけでいいのに」って、つい思いがちです。
でも、その子どもにとっては、とても勇気が必要だったかもしれない。
うん、そうだ。

「これができたから、あれもできるだろう」は違う。
少しずつ少しずつ成功体験を積んで、ときには休んで。
失敗することもある、と知っておく。
それも大事だと教わりました。

まわりの同じ年ごろの子どもを見ると、焦る。
色々思う。
でも、やっぱり その子のペースで というのが大事なんだと。

そして、もうひとつ大事で、これは本当に訓練しないとできないと思ったのが、
「待つ」 ということでした。

すぐに「早くして!」と言ってしまう。
待つのは、日常生活だけじゃなくて、長い期間かけて成長を見守るということでもある。

この「待つ」ができなくて、
なにもしない日々が、まわりと遅れをとっているようで不安になる。
この子を信じて待つ。
それは、とても難しかった。

でも、教育相談だけじゃなく、両親の「この子は大丈夫!」と真っすぐ信じてくれる変わらぬ姿勢にも励まされました。
年上の尊敬する人にも「大丈夫!」と言ってもらえて、崩れそうな気持ちを支えてもらいました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました