「よく来れたね」に救われた日

パニック・メンタル

「時間を守れない=悪い」みたいな空気にしんどくなる日がありました。
これは私が、ひとことに救われた日の話です。(※私の場合)


「よく来れたね」に救われた日

この心療内科へ通っていて、ひとつ大きく感心し、驚いたことがあります。

ある日、車でクリニックへ向かう途中に発作が起きました。
なんとなく不安感が押し寄せてきて、怖くなって、
「このまま運転できるかな」
と思いました。

いつものようにルームミラーで自分の表情を確認しました。
目は不安そう。
でも「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせました。

いったんコンビニの駐車場に車を停めました。

「このままクリニックへ行けるかな」
「早く行かないと遅刻してしまう」

そう思うと焦りました。

予約時間は守らなければいけない。
でも体調が悪い。
そして、体調が悪いからこそクリニックへ行かなければいけない。

この矛盾が、逆に私を苦しめていました。


「遅れるかも」と言えた瞬間

「遅れるかもしれない」と思って、恐る恐るクリニックへ電話しました。

すると、電話口でこう言ってもらえました。

「大丈夫ですよ。気を付けて来てくださいね。」

それだけで、とても安心しました。
(え、怒られないんや…)みたいな、あの感じ。


診察室で言われた、たった一言

少し遅れてクリニックに到着しました。

診察室に入ると、先生が、

「よく来れたね。良かった。」

と言ってくれました。

その瞬間、ふっと息ができた気がしました。

「時間」より先に、人がいた

普段の生活では、
「時間を守りなさい」
「守れないのは悪い」
という空気があります。

でもここでは、患者はいつ体調不良になってもおかしくない、という前提がある。

私はそれが、とても安心でした。

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