同じ症状でも、「わかってもらえる空気」があるだけで楽になることがあります。
これは私が、心療内科に通いながら少しずつ変わっていった頃の話です。(※私の場合)
「わたしもそう」と言い合えた時代になっていった
先生はよく、こんな話をしていました。
「子どもを育てている時期のママって、体調を崩しやすいのよ。」
家のこと、子どものこと、夫のこと、仕事のこと。
出産や育児の疲れもあるし、生理などホルモンの波もある。
やることが多くて、頭も身体もずっと忙しい。
だから、体調が乱れやすい時期でもある、と。
私はそれを聞いて、「たしかにそうかもしれない」と思いました。
自分だけが弱いわけじゃなくて、生活そのものがハードモードな時期なんだ、と少し肩の力が抜けたんです。
先生は同時に、年齢に関係なく、女性はホルモンの影響などで自律神経が乱れたり、体調が崩れやすいこともある、と話していました。
その言い方が、私にはちょうどよかったです。
決めつけじゃなくて、
「そういうこともあるよ」
という感じで。
「隠し事」みたいだった頃と、空気が変わった頃
私が思春期パニック症候群を発症した頃(今から30年以上前)は、こういう症状や病気のことが、今ほど一般的に知られていなかったと思います。
友達と話すこともあまりなかったし、話しても理解されないことが多かったです。
だから、どこか隠し事みたいになっていました。
でもこの頃(今から15〜20年ほど前)は、少し話したら「わかる人にはわかってもらえる」空気がありました。
同じような症状がある人も、ちらほらいました。
「私もそう!」
そんなふうに言い合えるだけでも、ずいぶん気持ちが違いました。
10年通った心療内科。間隔が空いていった
私はこの心療内科に、トータルでは10年ほど通いました。
最初の頃は二週間に一度。
その後は一か月に一度、三か月に一度、半年に一度と、少しずつ間隔が空いていきました。
最後の方は一年ぶり、二年ぶりという感じで、
「行かなくても大丈夫」になっていきました。
漢方薬も、最初はきっちり飲んでいました。
でもそのうち、症状が出た時だけ飲むようになったり、持っているだけで落ち着く感じになったり。

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