ママ友の「はよ病院行き!」で救われた日(漢方との出会い)

パニック・メンタル

「体は元気なのに、なんか不安」「説明できないしんどさ」って、ほんと厄介。
これは私が“ひとりで抱える前に”病院につながれた時の話です。(※私の場合)


ママ友がくれた「病院行き」のひとこと(漢方との出会い)

ある日、幼稚園のママ友とおしゃべりする機会がありました。
その時に、私はポロッとこう言いました。

「最近、わたし体調悪くて。」

ママ友は「どんなふうに悪いの?」と聞いてくれて、私はうまく説明できないまま、こう答えました。

「身体は大丈夫なんやけど、うまく言えないけど…なんか不安感とか、フラフラしたり…」

するとママ友が、間髪入れずに言いました。

「それはアカン!はよ病院行き!わたしの知ってる医師、心療内科を紹介するわ!○○病院に居てるから、女医さんやし、漢方薬を出してくれるから。言うとくから、行き!それに、そこの子どもさんたちもこの幼稚園の卒園生やで!」

え、紹介してくれるの? ほんまに?
その瞬間、私の中に「一筋の希望の光」が差した気がしました。

話を聞くと、そのママ友もその病院へ行っているらしく、彼女の場合は「字を書くときに手が震える」という症状だと言っていました。私はそれも治療できるんだと驚きました。

ママ友はとても美人で、元気で、サバサバしているタイプでした。
だから、そういう症状で悩んでいたということ自体も、意外でした。


「また自分で三年がんばらなきゃ」と思い込んでいた

私は思春期パニック症候群の頃に病院へ行き、あまりうまく病院と付き合えなかった経験があります。
だから今回も、「また三年かけて自分でなんとかしなければならない」と、どこかで思い込んでいました。

なので、医師を紹介してもらえることが本当に嬉しかったです。

どう予約して行ったのかは覚えていません。
でも、その病院へ行き、心療内科の女医さんに診察をしてもらいました。


女医さんの笑顔で、涙が

とても緊張して行ったのですが、その女医さんは優しくて、診察室に入るなりこう言ってくださいました。

「○○さんから聞いてますよ。わたしの子どもたちも○○幼稚園に通ってたのよ。」

ニコニコと話してくださって、私はほっとして、涙があふれたのを覚えています。
そして、二種類の漢方薬を処方されました。


薬が怖い。でも、漢方なら飲めそうだった

私は、思春期パニック症候群の時に精神安定剤と胃薬を処方されて、一度飲んで吐き気があったことがあります。
それ以来、「薬を飲むのが怖い」という気持ちがありました。

そのことも先生に伝えました。
「前回は三年かけて自分で治した」とも話しました。

女医さんは「ひとりでよくがんばったね」と言ってくれました。

その先生は漢方医でもありました。
私の場合は「ベースの漢方」と、その時の状態に合わせてもうひとつ漢方薬を処方する、というやり方でした。

季節や、そのとき気になる体調に合わせて、もうひとつの漢方薬は変わっていきました。

私は、漢方薬なら身体に優しそうだし、飲めそうだと思いました。

女医さんは、味が苦手で飲めない人もいること、西洋の薬のほうが即効性があるのでそちらがいいという人もいることも教えてくれました。

私は、自分の性格では「ゆっくりでもいい」と思うので、穏やかな効き目の漢方薬が合っていそうです、と伝えました。
続けて飲めそうな気もしました。

それでも、「一日三回、この漢方薬を飲んでも大丈夫なのだろうか?」という漠然とした不安はありました。

女医さんは「まず二週間飲んで、様子を見ましょう。合わない場合もあるから」と言いました。


「低くても、安定」を目指す

二週間後に再診になりました。

処方された漢方薬が飲めていることを伝えると、「良かったわ」と言ってくださいました。
私は漢方の独特の味は気になりませんでした。

ただ、その頃は症状が頻繁に出ていたので、「二週間に一回の診察」が長く感じて不安でした。
それでも、日々なんとかやり過ごしていました。

女医さんは、

「低くても、安定するのをめざしましょう」

と言ってくれました。

この症状をよくするために、一緒に歩いてくれる人がいる。
そう思えて、私は嬉しかったです。


二週間が長かった。でも、三ヶ月で変わっていった

漢方薬を飲むことにも慣れてきたころ、私の心は次第に安定してきました。

三ヶ月が過ぎた頃には、とても穏やかな気持ちになっていて、症状も穏やかになっていったと思います。
母からも「別人のようだ」と言われ、私もそう思いました。

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